悠想の道しるべ

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「石にロマンを創造する」  遥か昔のこと、まだ庶民にお墓という概念が・・・

  遥か昔のこと、まだ庶民にお墓という概念がなかった頃のことです。人が亡くなると、遺体は住居から遠い所にそのまま置かれ、鳥や獣のついばむままにして、自然の風化にゆだねていました。その後、鳥や獣を寄せ付けないようにと土の中に埋め、その場所に石を置いたと言われています。時が流れて、日々変化していっても、人の心には変わらない思いがあります。家族等のかけがえのない人が亡くなれば、とても悲しい・・・。それはいつの世にも変わらない、人の心の根底にある思いです。せめて、亡くなった後でも、大切な家族の眠る場所を訪れたい、そんな目印となる石を置くという行為になり、その後、宗教的なものといっしょになりお墓という形になってきたとも言われています(諸説はあるでしょうが)。

「石にロマン」とは何だろうと思われることでしょう。お墓やお墓参りにロマンなんて考えたこともない、お墓は供養のためのものではないのか・・・そうおっしゃる方が大半かもしれません。私は、ロマンとは夢であると考えており、夢を提供していきたいと思っています。お墓というのは、先祖を敬う心の表れであり、自分自身の生き様、印だと思っています。お墓参りする時は、だれもが真摯にお墓に手を合わせるはずです。その時に、その人の琴線にふれるものがあれば、感動の時を過ごして頂ける製品であればと願い、提供していきたいと思っています。どんなに長い時を経ても、人の心に脈々と流れ続ける想い。先祖の魂がやすらぐ場は、家族の祈り、願いと共に、未来へとつながっていきます。悠久の想いを込めて、石にロマンを創造する。ロマンとは永遠の夢、悠想は夢の提供であり、悠想のお墓で感動の時を過ごして頂けることが、私の幸せな想いです。

                         ベルストン株式会社 大友保男

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